日本とアメリカでは宅建士の格が違う。

  • 2017.09.13 Wednesday
  • 09:44

まもなく、年に一度の宅建士資格試験が始まります。
宅建士の試験は毎年10月の第3日曜日ですので、今年は10月15日になります。
宅建協会は国土交通大臣から指定を受けた(一般財団法人不動産適正取引推進機構)が

各都道府県知事の委任のもとに実施しています。
高知宅建協会が委任されたのは、今年で確か11年か12年目になると思います。
知事より委任されて(国家資格)宅建取引士試験に携わる者を(宅地建物取引士資格試験委員)

と言います。

現役の高知宅建協会の会員、数十名がその委員となるのです。

 

私もその一人で今年で連続11年〜12年目?くらいになります。

合格率は毎年15%位ですから易しそうに見えますけど、結構受験者のレベルが高いので、難しいですよ。

大半は現役の不動産業に携わり今年で4回目〜7回目とかも多く、10年以上も挑戦している 猛者もいます。

その他は学校教師や、弁護士、会計士、銀行や保険会社の幹部候補生も見かけます。

その中で15%の合格率ですからレベルは高いです。一教室(40名ほど)で合格者は4〜5人位ですね。
難しいと言ってもそれほどでもなく、真剣に勉強すれば誰でも合格出来るレベルです。
日本の三大士業は、弁護士、公認会計士、不動産鑑定士と言われていますので、それと比べれば

宅建士は易しい方だと思います。


しかしアメリカは全く違います。
アメリカの不動産資格は2種類あり「セールスパーソン」と「ブローカー」と言う資格があるそうです。
日本は宅建士の免許を持って無くとも、不動産業務に携わる事が出来るのですが、アメリカでは、

(セールスパーソンの資格)日本の「宅建取引士」の資格を持っていないと、業務に携わることも

出来ないのです。


日本では「取引士は社員5人に対し1人」いれば良いのですが、アメリカは全員必要です。
そして不動産業を営む者はリアルエステート・エージェントと言って「ブローカー」の資格が居るのです。

それには長年の経験と深い知識が必要で、社会的地位は、医者や弁護士と同等又は、それ以上の

存在と認識されているそうです。


但し、その資格はその州だけで州が違えば、全く通用しないとか・・・

日本の資格は全国何処でも通用しますけどね〜島国だから・・・
日本の不動産業界は敗戦後の焼け野原から立ち上がり、未だ70年。当時の不動産取引は、めちゃくちゃ

だったらしいですよ。境界は縄を張って主張したとか・・・(笑)

 

そもそも、日本の土地は皇室や豪族が支配していたのですが、645年の「大化の改新」で私有地を廃止

したのですが、奈良時代に貴族や大寺院の「荘園」が発達し又土地の私有化が始まったとされている。
それから内戦が続き、戦国時代は領土の取り合い、明治には日清戦争や日露戦争、そして昭和には

太平洋戦争と戦争が続き、内戦を含めると、世界一の戦争経験国なのです。

 

日本の不動産システムの歴史は浅く、昔、土地は国や藩のものであった為売買は出来ず、私有地として

認められ売買が自由になったのが、明治に入ってからですし、不動産登記法が出来たのが明治32年なの

です。

太平洋戦争終結後、何もない焼け野原から現在の不動産システムまでの歴史は未だ70年くらいなのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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昔は土地の売買が禁じられており、土地は基本的に幕府や大名が所有していたので、大名をはじめとする

武士たちが居住する武家地が6割以上を占め、表通りを商人達が土地を借り家を建て、残りを町人たちが

町を形成し、建てられた長屋を借りて住んでいたのです。

この長屋や、借地の集金や管理を任されていた人を差配人(さはいにん)と呼ばれていた。

(差配人はお上に任命されてする管理業なので不動産屋ではないと思う)


当時個人の財産を売買すると言えば、牛や馬のことで、その牛馬を売買する人を馬喰(ばくろう)

と言っていたのです。

馬を安くたたいて買い取り、高く売りつけるので馬喰(現在の不動産業のルーツ)ずる賢く、要領の良

い人が多かったので、敬遠されていたそうです。

私が不動産業に携わる40年ほど前は親類に「馬喰う」みたいなことは止めておけ、と言われたことが

ありました。


今でも、年配者は不動産屋と言えば色メガネで見る人も居ます。

土地の売買が自由になり登記法が出来たのが明治32年ですので、未だ118年しか経ってないのです。
明治の頃の抵当権が外れてないのを、たまに見ますけど、米何俵とか、正絹何反とかもあります。

以前金600円也という抵当権も見ましたけど、明治30年の1円の価値は現在の2万円位ですので当時は

大金だったかも知れませんけど、当時の600円は現在でも600円ですので、ポケットマネーで支払え

ますね。


ちなみに私が小学生の頃、近所にたばこ屋があって、そこで宝くじを売っていましたが、その頃の1等

賞は、100万円でした。(当時は100万長者という言葉もありました)今では軽自動車も買えません。
今、5000万の借金があるとしても50年後は10万円の値打ちも無いかも知れませんよね〜・・・

 

ですので、不動産取引のシステムは歴史が浅く、アメリカのシステムを参考にどんどん変わっている

のですが・・・・

未だ、日本の不動産業のシステムはアメリカより少なくとも10年〜15年は遅れているので、アメリカ

に追いつけ追い越せで、これから、どんどんシステムも変わると予想されます。

(30年前は20年以上遅れていると言われていた)


将来に向かって、日本もアメリカ式に変わるであろうと予想されるのは・・・


〜完が不動産取引資格者「宅建士」でなければ不動産業に務めることも出来ない。
売買契約をすれば、契約をキャンセルすることが出来ない。※但し買主に有利な契約となる。
エスクロー会社又は権限保険会社によって所有者本人の調査、登記関係の調査をしてくれる機関

がある。

この調査期間の結果、売買契約書と異なることなどがあれば買主は何ら問題なく、この売買契約を

取り消すこともできる。
不動産取引を最初から最後まで、この中立の第三者機関が実務的に処理する。アメリカではこの

第三者機関がやるので、日本のように手付金を持ち逃げされることもないし、登記に失敗することが

無い。
※だからアメリカでは、不動産取引のことで、詐欺事件、トラブルや裁判沙汰は一切ないそうです。
っ膕霄蠖料は自由で、法的な規定はない。
アメリカでは不動産業者は手数料は売主、買主と個別に交渉します。(州により違う)
 不動産取引資格者が高い社会的地位を持つ。
 日本がアメリカに追いつく為には少なくともこの4つは、見習うべきでしょうね〜・・・

(個人的な意見です。)

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最近やっと、不動産業も社会的地位のレベルも上がり、色メガネで見る人も少なくなったのですが
もっともっとレベルアップして、アメリカのように弁護士と肩を並べるようになりたいですね。
その頃には私もこの世に居ないでしょうけど(笑)
宅建士を取るなら今がチャンスだと思いますよ。


では又・・・管理人。

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