通行地役権について・・・

  • 2017.11.30 Thursday
  • 13:34

以前問題になった、通行地役権(つうこうちえきけん)についての相談です。
※業者の方はご存じなので、あくまで素人の方の為に説明します。
以下のような土地についてです。

 

問題はA地所有者の相続人が、赤線部分(75僉砲麓分の敷地なので、所有権を主張し、そこに

塀を作ると言うことなのです。
それを主張されると、B地に住んでいる所有者(木造住宅)とC地に木造アパート(4世帯)を

持っている所有者が困ります。

話を聞くと昔ここに家を建てるときに、A地所有者家から許可を貰って建てている、だから今更

その通路を戻せと言われても、とても困る。
所が、A地相続人のFは、B地、C地所有者に威嚇をもって強引に、そこに塀を建てようとする。
困ったC地所有者は知り合いの不動産業者Yに相談した。
話をまとめるように依頼されたY業者は、Aと交渉したが、Aは知り合いの弁護士にも相談して

自己所有地に塀を築くことは法的にも問題が無いと聞いたので塀は築きますとのこと。

 

Yは話し合いの上、今すぐには塀をしないが、5年後にはブロック塀を建てるとの条件で了承した。

Y業者はA所有者の意見をB所有者とC所有者に説明して納得して貰い、5年間は今まで通り使用

しても良いが、5年を過ぎるとA所有地を返却すると契約書を作製し、それぞれに署名捺印を貰い

契約書を交わした。
しかしどうしても納得のいかないC所有者は私の所に相談に来たのです。
何とかなりませんか?と・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まず、この場合は長年道路として通行していますので、通行地役権(つうこうちえきけん)というもの

が発生していますので、法的にも道路として永遠にこのまま使う権利があります。
(弁護士が権利を主張できると言った?そんなことを言うはずがない)
それと、1.5mの私道(生活道)は建築基準法の道路ではないので、更地の場合は新たに建築出来ません

が現在建っていますので、法42条但し書きで再建築は出来ます。

しかしCさんの土地は共同住宅なので、共同住宅の再建築は出来ません。

道路幅員が2m未満なので、2世帯住宅すらも再建築出来ませんよ。(Bさんの土地もそうです)
つまり「再建築不可物件」ということになります。

1世帯住宅なら再建築の許可は下りると思いますが・・・
それと、同意の契約を交わしているとのことですが、法律違反なのでどのような契約を交わしていよう

とも「無効」です。こんなことを弁護士が知らないはずはないですけどね〜・・
そんな契約書を作る不動産業者も信じられませんけどね(笑)・・・
通行地役権とは、国民の生命と財産を守る為の権利ですので、了承を得て数年経過すると権利が発生

します。善意でどうぞここを通って下さいとと言うのも、しばらくすると権利が発生します。
何年間使用可と言う、覚え書きでも書いていれば別ですけどね。


今回の場合は、A所有者がどうしても譲らないと言うのなら、裁判所で時効所得の申請をしたらどうで

しょうか?善意で10年、悪意20年と言う法律があるので、悪意というのは他人の土地と知っていても
20年以上自分の土地のように使用していると、時効所得になるのです。
国や市町村等、官の土地は時効所得は出来ませんが、民の土地は時効所得という法律があるのです。


では又・・・・管理人。

 

 

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